2012年12月12日

"どしゃ降り"

傘を持ってくるのを忘れた

ビルのエントランスから
ガラス越しに激しい雨が降っているのが見える
まだ午後三時なのに真っ暗で
車が跳ね上げる水しぶきが大きい
傘がなければものの数秒で
下着までぐっしょりだろう

コンビニまでは走っても5分はかかりそうだ

普通なら少し様子を見てみようとか
誰かに迎えに来てもらおうとか
タクシーを呼ぶとか
いろいろ考えるのだろうけど

あいにく私は
時間の定まらない待ち時間は嫌いだし
こんな時間にフリーの友人も家族もいない
そしてお金もない

なので濡れて帰るという選択肢を普通に選ぶ

まずは濡れて困るものを
できるだけ耐水性のありそうなものでぐるぐる巻きにして
鞄の中に入れなおす

そして雨など感じないかのような顔をして出て行く
走るのは嫌い、だから普通に歩く

外に出ると待ってましたと襲い掛かってきた
激しい風と雨

冷たい、雨粒が身体にあたる感触がうっとおしい
首筋が濡れて冷えていく
髪が濡れて顔に張り付く
眼鏡はあっという間に水滴で前が見えなくなった

外国人は傘をささないというが
正気の沙汰ではない
ああ、傘ってなんてすばらしいものだ
絶対、これから傘だけは持ち歩こう

その後、
傘をさしかけてくれる人がいたとか
翌日風邪を引いたというイベントはなかったけど
とりあえず新しい折り畳み傘が私の鞄に増えた

posted by 華涼紗乃 at 19:20| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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