2012年12月12日

"設計図"

君を見ていると
白い紙に濃紺の線が何本も引かれている
整然とした設計図を思い出す

自分の性格、容姿、能力
すべてを熟知した上で書かれた
最大限面白い人生を送るための設計図

普通は
自分のことを自分で知ることすら難しい
設計図なんて夢のまた夢

時間に流され
周りに促され
何となく漂うのが人生で
みんなそういう生き方でうまくいっていた

けど最近はそうでもない
誰でも大人になれば出来ると思っていたことが
気がつけば何ひとつ自分にはないことが
たくさんたくさんあるのだ

君は言う
だからデザインするのだと
何かを成し遂げるには
自分で動き出さなきゃ始まらないものなんだと

君が作った素敵なお家の中で
君の小さな子どもと遊んで
君が作ってくれたお菓子を食べて
君が創った歌を聞く
来週には海外に行きそのまま永住するそうだ

そんな君を見ているだけで
何でもかなうんだと思えるよ
自分でも出来るんだと勘違いできる
その淡い希望だけで
私はまた流れていけそうな気がする
posted by 華涼紗乃 at 19:18| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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