2011年08月27日

■墓地■

これまでただただ
親の見よう見真似で
手を併せてた

何を思うわけでなく
ただただ流れ作業のように
水を流し掃除をし
お供えをし蝋燭を点し
線香を立てる


だけど
生まれてはじめて
それはすごく意味を持ち
心を震わす行いなのだと気づいた

これまでのように
見知らぬ先祖ではなく
はたまた空っぽというわけでなく
大好きな
大好きだった
祖父が眠る場所

ひとつひとつの作業にも
言葉が生まれる


お花、大好きだったよね

喉渇いたよね

ほら大好きなお酒だよ

あの世でも元気かな
旅好きだし出掛けたりするのかな
道に迷わないように
線香を道標にしてね


私は手を併せて
たくさんたくさん話しかける
もう声を聞くことも
体温を感じることもないけど
目を閉じれば
祖父の優しそうな
笑顔に出会えた


また来るね
おじいちゃん
posted by 月姫瑠璃愛 at 17:35| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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