2011年07月31日

"人違い"

「宛先を再度お確かめください」

何度も同じ文面を送っているというのに
間違っていることを信じない送信先
このメールアドレスは勤務先のもの
苗字@勤務先ドメイン、というありふれたもの

「またまた、そんなこと言って照れなくていいんだよ」

送信先の交際相手が
以前、勤務先に勤めていたのだろうか?
しつこく、いやらしく、うざったいメールがくる
このメールは何かのときの証拠になるので確実に残しておく
まあ、少し滑稽な送信相手が憐れというのと
ちょっと面白かったことは否めないが…

でも、さんざん事務的メールを送られて
彼も少しずつ、相手が交際相手だと信じられなくなってきたらしい

しかし、その場合の対応が斜め上過ぎるものだった

「今まで間違いメールごめん。
 でも毎回返事をくれた君はいい人のようだ。
 良ければ僕と会ってみませんか?」

今の若者はまったく思考が読めない
新人研修担当の友人も頭を抱えるはずだ
「妻子がいる40代後半の脂ぎったオヤジですが、何か?」
と送信したら、それ以降一切メールは来なくなった

厄落としのため、後日、笑い話として友人に話したら
送信先の人間は何とここに勤めているらしいことがわかった

世界は案外狭いものだな

posted by 華涼紗乃 at 12:07| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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