それに常識では通らないこともわかってる
あなたに捨てられることは
私にとって世界が終わったのと同じ
最悪の出来事だったの
だから報復は徹底的に
何をやっても怒らない
何をやっても文句も言わない
私の前であなたはひどく無防備だったから
いくらでも手段はあった
あなたには恋人が何人もいたし
あなたには婚約者だっていた
そのすべてにあなたの本当の姿を知らしめた
そしてあなたの勤め先にも
大量の画像付きメールを送った
世間がどう理解するのかは賭けだった
だけど私の予想以上に世間は厳しかった
私なら許せたことなのに、わりと冷たいものだ
絶望した?
もうダメだって思い知った?
じゃああなたに残った最後のひとつまで
全部私がもらってあげる
久しぶりに私を見たあなたは
とっても怯えていたわね
その表情、最高だわ
じゃあね、バイバイ