2011年03月30日

おふとんに寝付いていても
しんどくて
咳をすれば胸と背骨が痛む
コンコン、ぎしぎし

天井にぶらさがった
電気のコード

かわいい猫のキャラクターが
にっこりと宙に浮く

こんなときにも世界は
変わらず回っている

ひとり寝転ぶこの部屋は
まるで動きを止めたよう

しんと静まり返る

外から時おり鳥の声
こどもたちの弾む声

ああ、世界は回っている

だからかな

こんなときにもお腹は
変わらず音を鳴らす

重いからだをひきずって
冷蔵庫を開く

熱いからだに
気持ちのいい空気ひやり

見慣れない
ラップのかかったガラスの小鉢
手にとると指先もひやり

すりおろしたリンゴ
大好きなの

眠っていたから気づかなかった

忙しい朝に作っていってくれたのね

ありがとう

こんなときにも心は
変わらずあなたを想う

早く帰ってきてね

あなたの笑顔がてのひらが
なによりのおくすりだから

posted by 葉瀬尋 at 18:28| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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