2011年03月20日

『教会』

静かに張り詰めた空気の中にいる

独特な空気が空間を透明に満たし
誰もが祈りのかたちに両手を組んで

希望や絶望について考えを巡らす場所

非力で無力であるが故に多くを願い
有り得ない奇跡を求める
見えもさわれもしないものにすがりついて
今日より良い明日が来ると信じる

信じられる根拠など何処にも何もないのに

彼ら彼女らを滑稽だと蔑む気持ちはない
あわれむことも、同情することも

それどころか、この胸に浮かぶ感情は

もしかしたら羨望か
あるいはあこがれなのかもしれない

posted by 樋川春樹 at 16:57| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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