2011年08月14日

*変化*

何かひとつでも新しくすると

何もかもすべてを

変えたくなる

そうすれば

心も

気持ちも

変わるような気がして
posted by 月姫瑠璃愛 at 23:59| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『変化』

 最初は誰も気づかない

 きざしをとらえられる者はごくわずか

 それでも少しでも目を離したが最後
 見失ってしまう
 境界線を

 そしていつの間にか置き去りにされる

 規模の程度に関わらず
 取り返しのつかないものを「変化」という

 ひとは深く考えもせずにそれを願い
 ときには渇望しさえする
 何が起きて何がその可能性をなくすのかも考えずに
 何を得て何を失うのかも考慮せずに
posted by 樋川春樹 at 22:39| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ベッド』

 白い白いシーツの海の中にうずもれて
 やわらかな寝具の海に呑まれそうになりつつも
 彼女は眠り続けている

 もうどのくらい経っただろうか

 すうすうと安らかな寝息
 うっすらと桜色の頬には
 心地良い微笑みが浮かび
 気持ち良さそうに時折寝返りを打つ

 彼女は一体いつから眠っているのだろうか

 食事を一切とっていないというのに
 痩せ衰えて衰弱することもなければ
 すべすべとした瑞々しい肌を
 床ずれが蝕むこともない

 彼女は眠り続ける
 天使のようにすこやかに

 彼女の瞳の色を知る者はいない
 彼女がどんな声で話すのかを聞いた者はいない

 広い広いベッドの上
 たったひとりで眠り続ける
 彼女は一体いつから眠っているのだろうか
 いつか目覚めることはあるのだろうか
posted by 樋川春樹 at 22:24| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『プロジェクト』

 すべてをなかったことにしてやりなおしたいという意思があって
 今あるものをまっさらな状態にただ戻してしまいたい意思があった
 見ているものは微妙に異なっていたし
 得たいものも実のところ違っていたけれど

 利用した側はそもそも「利用出来る」ことをどのようにして知ったのか
 利用されている側は「利用されている」ことに薄々気づき始めている
 それでも動き出した歯車を止めようとしないのは
 ほとんど押しつけがましく与えられたまがいものの絆を手放せないから

 それは世界を書き換えるためのプロジェクト

 『枠』をひとつ欲しがった人間がいた

posted by 樋川春樹 at 22:09| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

変化

知らなかった
自分がこんな人間だなんて

あの人を好きになって
自分がどんどん変わってゆく

こんなにも誰かを乞うる気持ち
初めて知った

ぶつけようのない
自分の気持ちを持て余して

時おり
激しい嫉妬に狂いそうになる

たった一人を求めていながら
寂しさに耐えきれず
他の誰かの温もりにすがる

それでも心はあの人を呼んで
あの人に必要とされることだけ望んでる

してていいわけない
こんなこと

なにもかもだめになる
このままじゃ

こんなはずじゃなかった
もっと理性のある人間のはずだった

壊れてゆくなにもかも

過去も現在も
ルールも倫理も

たやすく乗り越えてしまう

あの人を好きになって
自分がどんどん変わってゆく

いってはいけない深みへ
どんどんはまってゆく

posted by 葉瀬尋 at 18:47| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベッド

とりあえず、座ったら?

勧められるまま腰かけるベッド

テレビを見ながら他愛ない話をして
緩やかに時間を浪費する

やかましく光る画面を
なんとなく眺めているけど

ホントは早くあなたの心の音を聴きたい

ねえ、腰かけるだけなら
ソファでもいいでしょう?

今のこの状態は
使い方を間違っていると思うけど?

そんなこと、私から言わせるの?

ねえ、そろそろ意地悪はやめて
この道具を正しく使いましょう?

テレビなんて消してしまって
posted by 葉瀬尋 at 18:45| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロジェクト

私の秘密を好きなように暴くあなたは
あなたの秘密を私が暴くことをよしとしない

私が泣いても叫んでも聞き入れてはくれないくせに
あなたは私があなたの秘密に触れようとするだけで
途方もなく不機嫌になる

だから私は諦めた
あなたに何を聞いても無駄だから
あなたにわからないように
ひっそりひっそりあなたの秘密に近づくことにする

人は一人では秘密を持てない
相手がいるから秘密になる

それを誰にも見られていないと思う?
誰にも知られていないと思う?

秘密の片鱗はそこかしこに散らばって
丁寧に拾い集めては繋ぎ合わす

徐々に露になるあなたの秘密の数々

秘密はひとつではないのね?
こんなにもたくさん秘密があるのね?

いつかそのすべてを暴いてみせる

あなたへの切り札にするために


posted by 葉瀬尋 at 18:42| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"変化"

最初はたわいないことだった

閉めたはずのカーテンが空いていた
しまったはずのハンカチが落ちていた
あれ?どうしたんだろう?

窓は開いていたから風で吹かれたのかも
ハンカチは勘違いでしまい忘れたのかも

でも何だか不安に思った
思い違いかもしれないけど…
油断はしないほうがいい
何かあっては遅いのだから

それから今よりも厳重に戸締りには気をつけた
留守時にはもちろん、自宅にいるときこそ厳重に

そうしてしばらくしたころ
近所にパトカーが数台止まっていた

何かあったのだろうか…?
posted by 華涼紗乃 at 13:05| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"ベッド"

うちのベットはかなり広くて大きい
一人にひとつ、セミダブル
それを二つぴったりくっつけている

ゴロゴロゴロゴロ
寝返り打ってもたいていのことじゃ落ちないし
しっかりしてるからいつも安心
広々なベットはとても気持ちよく眠れる

私も彼もこのベットが大好き
彼はこのベットで眠ることを心待ちに仕事から帰ってくるくらい

たまに彼が寝返り打ちすぎて
私の寝るところがなくなったりしちゃうけど
ぐいぐい押しのけて眠るのもまた幸せ

冬は羽根布団にしっかり包まって
夏は薄い布団をお互い蹴飛ばしあい
ゆっくり眠る

朝には、夜の遅く寝たほうが相方の寝姿について報告
寝言がすごかった、寝返り打ちすぎ、
寝顔が苦悶の表情だったなどなど…

そして一日が始まる

今日もまた二人そろって
無事にベットで眠れますように

posted by 華涼紗乃 at 13:04| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"プロジェクト"

昼下がりのファミレス
まだまだ陽が高くてそんな雰囲気なんてゼロなのに
俺の目の前には化け物が出現したらしい

とんでもない人間がいると言うことは
テレビやネットの情報なんかから知ってたけど
半分フィクションくらいに考えていた

でも、いたんだなと思う

目の前の女はつい最近仕事上で知り合ったばかり
独身、彼女なしだった俺は多少ウキウキして誘いに乗ったが
彼女は共通の知り合いの既婚男に一気にのめりこんだらしい
…というか常軌を逸している

出会いから、不倫への流れ、離婚のあとの
結婚生活についてまでのプロジェクトを淡々と語る
その知り合いと彼女とは仕事上でしか会っておらず
プライベートでは「まだ」一度も接触がないにも関わらずだ

俺をそのために利用したいらしい
利用できると思われてることも腹立たしいが
まあ、そこはもう化け物なのだから仕方ない

腹をくくって協力は出来ない旨きっぱりと断る
会社あてに侮辱をうけたと脅迫するそうだが
勝手にやればいいと思う

知り合いの男性には話を聞きながら、メールですべて報告
その後、話の途中から携帯のボイスレコーダーで会話を録音

こんなものは出会いがしらの事故
出会ってしまったものはしょうがないが
ここからはどう自分のみを守るか、だ

顔では平静を装い
頭はフル回転で計画を組み立てつつ
心ではうん、俺はもう少し独身でいいなと誓ったのだった

posted by 華涼紗乃 at 13:03| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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