2011年06月26日

どうしても

間違っていることは承知の上
でも欲しかったのです

願って願ってやまなくて

切なくて苦しくて
愛しくて憎くて

でもそのすべてが
欲しかったのです

どうしても止められなかった

溢れる思いを

あなたに届けとばかりに吐き出して

どうしても終われなかった

その先が欲しくて

またひとつ違うドアを開ける

間違っていることは承知で

嘘に嘘を重ねて

でも欲しかったのです

どうしても

あなたが

あなただけが

欲しいのです

今この瞬間にも
posted by 葉瀬尋 at 23:49| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

停滞

黙ったままで言い出せない

あなたをまだ好きでいるけど
二人のためには
選ばなければならない道
ずっと前から決まっていた道

二人が並んで歩く道は
いわば大きな通りを逸れた
わき道でしかないから

ずるずると先伸ばしにしていたけど
そろそろ歩き始めなければいけない
きちんとしたお互いの道を

あなたのために
あなたの大切なひとのために

いつまでもわき道で立ち止まっていてはいけない

わかっては、いるのだけど

今日もまだ
あなたの温かい腕を離せない

そしていつものように
じゃあまた今度、と

当たり前のように
くちづけをかわして

肝心なことは
お互いに黙ったままで
いつまでも立ち止まっている

あなたもわかっているだろうに
posted by 葉瀬尋 at 23:27| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

続き

幸せに暮らしましたとさ。
そう結ばれる物語

めでたしめでたし。
その先には触れられない物語

私が主人公の私の物語は

誰かの物語のその結びを
ひっくり返しているのかもしれない

誰にも祝福されず
誰に知られることもなく

それが私の物語

誰かのハッピーエンドの続きを
ぬりつぶす私の物語は

誰にも秘密のままで
ひっそりと胸にしまう

私とあの人だけが
共有していれば

それだけでいいから誰にも秘密のままで
ひっそりと胸にしまう物語



posted by 葉瀬尋 at 23:24| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『どうしても』

この世界ではひどいことばかりが起こる
この世界には悲しいことばかりがある

無数に蠢く人間はちっぽけな人間なりに幸福なんかを求めて足掻くけれど
救われる選択肢など最初から存在しない
生まれ落ちたそのときから不幸の連鎖の中に絡めとられる運命

どうしてもしあわせになりたかった
それでも、どうしても

叶わぬ夢を叶えるために
せめてしあわせだと錯覚するために

誰かの不幸を笑えるようになった
誰かに不幸を押しつけられるようになった
誰かを不幸にして
泣かせて
苦しませて
そうして自分だけは晴れ晴れとした顔で生きられるようになった

しあわせになるにはそれしかなかった
束の間の考え違いに過ぎないとしても
それでも、どうしても

posted by 樋川春樹 at 22:09| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『停滞』

この淀んだ感じが
嫌なんだ
空気や他のものも
どこか濁っていて
重苦しい
息が詰まる
動きを制限されている
耐え難い感覚
これが
嫌なんだ

停滞を打破する一番安易な方法のひとつが破壊
何でもいい何かを壊せば状況は動く
大した影響など及ぼせなくともさざ波ぐらいは立つだろう
だから息苦しさからただ手っ取り早く逃れるためだけに
意味も罪もないものを壊す
憎しみとも怒りとも無縁なところで

posted by 樋川春樹 at 22:01| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"どうしても"

言葉や態度やしぐさなんかで
本心が透けに透けて
見えてしまうことがある

「どうしてこういうことしたんだろう?」
って考えてみればおのずと答えは出る

点としてなら矛盾なんかないけれど
線を引くと余計なところまで繋がってしまう
面白いくらいに

矛盾点をつつくと途端に動揺
点と点の間に予防線を張ると沈黙

いじめたいわけじゃないんだけど
あんまり矛盾した行動は
イライラするだけなんだよね

どうしてもほっとけない私も私
どうしても直さないあなたもあなた


posted by 華涼紗乃 at 13:53| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"停滞"

何にもする気がなく
自分の立場だけ守りたいというのは
よくよくわかった

足元に累々と積み重ねられている
あなたに未来を委ねたヒトの死骸に
気がつかないなんて
なんておめでたいんでしょう

ヒトの命や未来や将来まで
切り札のように軽く扱ってることに
気づいていないとは思わないけれど

それに乗る周りも周り

自分の家族がその切り札の一部だとしたら
あなたは一体何を思うのかしらね?
たくさんお金を持ってるから
自分の周りだけ連れて逃げるのかしら?

あなたが持っている力も形骸化してる
ボロボロに崩れる前に
一刻も早く手を引かないと

大変なことになるんじゃない?

あなたも
あなたの大事なヒトも
その周りも
posted by 華涼紗乃 at 13:52| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"続き"

あの人を想うと。

苦しくて、辛くて、どうにかなりそうで
でも必死になって自分の心を抑えつけた

今のまま急に動いたとしても
絶対に良いことなんか何一つない
失うものの方が多すぎる
気持ちとは反対に
人生に関してはあきれるくらい
損得勘定が出来る自分自身に感謝した

ひとつひとつ積み上げた
その「続き」を期待する気持ちを
全力で排除・圧殺・拡散してきた

あの人がくれる優しさを
何倍にも拡大・濃縮・反復して
自分自身を満足させた

たくさん泣いて
たくさん落ち込んだ
何度も逃げて
何度もおかしくなりかけた

だけど気づいたら

あの人が隣にいた
笑いかけてくれてる
一緒になろうと言ってくれた
僕がずっと守るから、と

期待していた続きは
唐突にものすごいスピードで進んでいく
今までの損があっという間に得に変わっていく

本当にギリギリの賭けだったと
号泣する自分と安堵のため息をつく自分

もう無茶なことはしないよ
する必要もないくらいの幸せを手に入れたから
posted by 華涼紗乃 at 13:51| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『続き』

 願ったつもりはなかった
 叶うと思ったことなどなかったもの
 それでも祈りのかたちに組み合わされていた手が
 望んでも得られぬものを求めたのだと自分に思い知らせてくれる

 遥かな遠くまで来てしまったから
 もう引き返せない場所にいる
 この足が踏みしめるのはとても不安定なもので
 自分にどんな嘘をついてみても結局誤魔化せないほどに脆いと知っている
 
 けれど今さら迷ったりはしない
 逃げたりもしない
 何故なら自分はいま
 『最善』を積み重ねてここにいるから
 そのときそのときで掴み取れた一番よいものを
 自分が最も大事だと思ったものを
 確かに積み上げてここにいるから

 だから届かぬ願いに挑んだことを悔いないし

 果たせぬ想いを抱いた自分を誇りにさえ思う

 指をほどいて
 両の足で毅然と立って
 真正面に向き直るとき
 目の前にひらけるのは

 誰も知らない物語の続きだ
 ここからまた新たに始まるのだ
posted by 樋川春樹 at 01:30| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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