2011年04月24日

『財産』

 墓場までは持って行けないとわかっていても
 富める者はもっと多くを持ちたがる
 いくら道徳を説かれても無駄なこと
 だって「死ぬまでは生きている」のだから

 いずれ失われてしまう単なる物質を
 財宝と呼んで有り難がるのは滑稽なことだ
 場所や時代によって価値が大きく異なるものを
 いまその場でだけ貴重で大事なものと錯覚して
 挙句騙し合い奪い合い
 そのために人生さえも破滅させてゆくのだ
 じつに気の毒なことに

 その他に生を保証してくれるものなどないのだから
 執着するのは仕方がないのだろう
 無いことも足りないことも
 それだけで人間の考えを歪めるのだろう
posted by 樋川春樹 at 19:19| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『最悪』

 ここが一番下、だなんて、甘過ぎるにも程がある認識だった。
 我ながらその楽観的なものの見方に、笑いがこみ上げてくるぐらいだ。
 泥にまみれても、血にまみれても、暗い夜の底に転がっても、起き上がれないまま未来を見失っても。
 それはまだ『最低』じゃない。
 それはまだ『最悪』じゃない。
 何一つ救いなどないこの地獄では、虫けらのように踏みにじられ殺されることさえもが、これで終わりという褒美であるかのような。
 現実はいつも一番低くて一番悪いもののさらに下を見せつける。

 生きていたくなんかないのにそれでも死ぬのが怖すぎて、無様に足掻く人間達は。
 それがあるから苦しむものを、なのに捨てるのがおそろしくて、おそろしくて。
posted by 樋川春樹 at 18:23| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"財産"

お金をたくさんください
そう願った人がいました

気まぐれな神様がそれをかなえました

たくさんのお金を得て大喜び
買いたいものを買い
食べたいものを食べ
行きたいところに行きました

しかし
たくさんのお金には人が群がります

怪しい寄付や、怪しい勧誘がひっきりなし
無理やり盗ろうとする人たちもしょっちゅう
それどころか自分自身の
もっともっとと言う気持ちも大きく深くなります

いくらたくさんでもお金には限界があります
結局、その人の手元には
何もなくなってしまいました

お金は猛獣のようなもの

上手く流して、使って、増やしていく
その知恵がなければ
首根っこに噛み付かれて
振り回されたあげくに
美味しくいただかれてしまいます

そしてお金は知恵に比例する

そう、本当の財産は
目に見える数字や札束ではありません
目に見えないものこそが一番大切なんです
posted by 華涼紗乃 at 18:19| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"最悪"

人に理解してもらおうとは思わない
それに常識では通らないこともわかってる

あなたに捨てられることは
私にとって世界が終わったのと同じ
最悪の出来事だったの

だから報復は徹底的に

何をやっても怒らない
何をやっても文句も言わない
私の前であなたはひどく無防備だったから
いくらでも手段はあった

あなたには恋人が何人もいたし
あなたには婚約者だっていた
そのすべてにあなたの本当の姿を知らしめた

そしてあなたの勤め先にも
大量の画像付きメールを送った

世間がどう理解するのかは賭けだった
だけど私の予想以上に世間は厳しかった

私なら許せたことなのに、わりと冷たいものだ

絶望した?
もうダメだって思い知った?

じゃああなたに残った最後のひとつまで
全部私がもらってあげる

久しぶりに私を見たあなたは
とっても怯えていたわね

その表情、最高だわ

じゃあね、バイバイ
posted by 華涼紗乃 at 18:17| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"孤独"

見えていなかった
経験していなかった

それだけのことが
こんなに恐ろしい孤独感をもたらすなんて驚きだ

求めるがゆえに
求められることを欲し
信じたいがゆえに
いつも裏切りを恐れる

だから私はいつも孤独だった

だが
あのときの私が求めたものは
どう頑張っても手には入らないものだった
人が違う個体である以上
理解の度合いは限界があるのだ

自分のすべてを理解してくれる存在なんて、いない

あのときの私が恐れたものは
どうしたって起こりえないものだった
相手も私を少しは必要としていたこと
そして私と相手を含む集団の不評は
相手にも大きくマイナスになる

純粋に考えてデメリットが大きすぎる選択は誰もしない

時間がそれを教えてくれた
経験すれば全部わかることだった

そうしていつしか
恐ろしい孤独の雲が晴れれば
自分がたくさんの情愛に包まれていることがわかる

感謝こそすれ、落胆や軽蔑するなんて有り得ない

そして思い知る
孤独なんて本当にただの幻想なのだ
posted by 華涼紗乃 at 18:16| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『孤独』

 全てを喰らい尽くすために創られた『竜』は
 孤独をしらない

 たまごから孵って
 目に入る何もかもを食べる
 差別も区別もなく
 『竜』は全部を呑み込む

 いつか自分以外のあらゆるものが
 時間も空間も含めた何もかもが
 『世界』という認識すらも消えた『世界』から
 かけらも残さず消え去ってしまうまで

 『竜』は孤独をしらない
 目の前からパンがなくなってしまったことで
 「ひとりになってしまった」と感じる人間がいないように
 けれど『竜』は飢えもしらない
 たまごが割れるということは
 食べるものが存分にまわりにあふれているということだから

 孤独もしらず
 飢えもしらず
 だから『竜』は
 愛もしらない
 満足もしらない
posted by 樋川春樹 at 18:07| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

財産

どんな経験も思い出も
私を育てていくもの

楽しいこと幸せなこと
悲しいこと辛いこと

喜怒哀楽を織りまぜて
山あり谷あり乗りこえて

色んな思いをすればいい
色んなことを知ればいい

すべては未来へ繋がっていく
大事な財産なのだから

その先に見つけるものを
まだ見ぬものを信じて

今は進めばいい
前へ、明日へ、未来へと
posted by 葉瀬尋 at 15:04| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最悪

孤独に耐えられず
身近なぬくもりにすがった私を
許してとは言えない

その時確かに
私は私の意思で、選択で、
あなた以外の人を選んだ

あなたがどう感じようと
私がどう振り返ろうと
消せない事実として不実はそこに横たわる

あなたが私を選ぶのも不実
私があなたを選ばないのも不実

踏み外してしまったこの一歩は大きくて
最悪の結末へと私たちを導いていく



posted by 葉瀬尋 at 15:03| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

孤独

今はあなたなしには
なにを感じることもできない

あなたがいないことで
私は自分の孤独を思い知る
あなたがいることでも
私は自分の孤独を思い知る

ひとつになれないなら
あなたがいてもいなくても
やっぱり私は孤独なのだ

私が抱えるこの孤独を虚しさを
あなたに洗いざらい話してしまえば
あなたは同情してくれるだろうか
同情は愛情に変わるだろうか
私が欲しいのはそんな愛情なんだろうか

自分の気持ちがわからない

ただ漠然とした『私はひとりなのだ』という感覚だけが
いつまでも私をさいなみ続ける

あなたとつながっていられたら
そんなことも少しは和らぐのに

posted by 葉瀬尋 at 15:02| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆財産☆

歩いて来た道
ひとつひとつが積み重なって
今の私がある

どれひとつ欠けてもだめだのだ

思い出すべてが最高の宝
出会いもすべて人生の宝
すべてが今の私に繋がり
またこれからの自分になっていく

歩いて来た道
歩いて行く道
かけがえのない宝となっていく
posted by 月姫瑠璃愛 at 13:55| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■最悪■

悪いことは連鎖する
ドミノ倒しみたいに
次から次と

まるで誰かが意図的に仕組んだように

もしかしたら
すぐそばで悪魔がほくそ笑んでいるのかも

そう思わずにはいられないくらい
悪いことが続く

そんな自分の運命が呪わしくて

ふと空を仰ぐと
大きな雨粒が頬を叩く
みるみるうちに雨粒が増え
ずぶ濡れの中
顔を片手で覆う

空までもが
僕を叩きのめすのか…

渇いた笑いが
自然と口から漏れた
posted by 月姫瑠璃愛 at 13:42| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

―孤独―

君はなぜいつも
そんな瞳をするの?

そこにあるものを映しているようで
実はその先の
誰も見えない闇を見ている

君はなぜいつも
そんな虚ろなの?

僕がこんなにも近くに
そばにいるのに
笑いかけても
その瞳はとても哀しそうだ

君のその孤独は
なぜ生まれたのだろう?

君は今どこにいるの?

この手から伝わる
冷たく哀しい感情

僕はいつも
どうにかしたくて
もがいているのに

君の光に
そんな厚かましいことは言わない
だけど
いつもそばにいるのだから
少し寄り掛かって欲しい
僕を映して欲しい

君は独りじゃないんだから
posted by 月姫瑠璃愛 at 13:33| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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