2011年04月17日

鼓動

鼓動の早さに嘘はつけない

初めてあなたに引き寄せられたとき
私の鼓動が変わらなかったことに
あなたは気づきましたか。

きっと気づかれてはなかったと思う

ドキドキする、と口で言っても
ほんとはかなり冷静だったのは
どうしてなんだろうなあ

確信があったから?

驚かなかったから?

もちろん嬉しくないわけじゃなかったけど

ああ、やっぱり…って、
ガッカリした部分もどこかであったのかな。


恋人同士になる予感

その微妙なかけひき

むずがゆいはがゆさ

それが実は一番楽しい

叶ってしまうと
なぜか途端に失われてしまう
あの独特のふわふわした感じ

それを感じたくて

せっかく引き寄せてくれた腕を
しばらくしたら振りほどいてしまうのは私の悪い癖で

いつまでもドキドキしていたいけど
そろそろ落ち着きたいとも思うけど
悪い癖ほど治らないもので

まあとりあえず

しばらくはこの人の腕の中で
大人しくしていますかね



posted by 葉瀬尋 at 09:17| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

固執

やめたいの

あなたを想うこと、求めること

やめてしまいたいのに

やめられない

あなたに負担がかかっているだろうし
私自身にも重くのしかかっている

こんな先のない生産性のない不毛なだけの想いは

今すぐにでも消えてなくなってしまえばいい

あなたが誰かを大事にするように
私も誰かを大事にしたい、大事にされたい

あなたはもう誰かを見つけているのだから
私は私の大事な人を見つけなければいけない

あなたでなくちゃいけない理由なんてどこにもないのに

あなたがいいの
あなたじゃなくちゃ嫌なの
あなた以外に誰もいらないの

あなたはちゃんと誰かを愛して
私のことはどうでもいいのに

私ときたら

あなたしか愛せない
あなたしか求めない

たとえその腕が誰を守っていても
それが私でなくても

私はあなたに守られたいのではなくて
あなたを守りたい

あなたを愛しています

それはキレイな愛ではないのだろうけど

あなたを愛しています

狂おしいほどに

あなたが生きていればそれでいい

あなたの存在だけが私を生かしている

あなたを、あなたが、あなたに、

あなたの、あなたは、あなたへ、

届かない、届けようもない、受け入れられることのない、途方もない想いは

最終最後はどうなってしまうのかわからない

それでもとりあえず

あなたなのです
今の私のすべては

恐ろしいほどに

あなたがすべてなのです



posted by 葉瀬尋 at 08:56| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

交換

古くなったパソコン
たくさんのデータが詰まったハードディスクは
動作が重くて不快

いつも同じところでひっかかって
読み込めずに先へ進めずに
からから音を立てて空回り

機械のことは疎いんだけど
データを記録する仕組みって
ハードディスクをひっかいて
傷つけることなんだって

一度書き込まれたデータは
消去しても、読み取れなくなっても
引っ掻き傷として残り続ける

傷だらけのハードディスク
私とおんなじだね

生きていればいろんな経験をして
いろんな記憶を残すけど

忘れてしまいたいこともある
忘れてしまったふりをしても
身体の奥が憶えてる
頭のどこかでひっかかる

そっくりまるごと
新しいものに入れ換えてしまえればいいのに

私の頭の中身を
あなたを知る手前まで

フォーマットするのでは足りない

完全に別のものへ
まっさらな自分へ

でないと先へ進めない

傷だらけの私は


posted by 葉瀬尋 at 08:36| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

△鼓動▽

ようやく
この時が来たのですね

恋焦がれたあなたに
お会い出来るのを
どれほど待ち望んだことか

あまりの嬉しさに
わたしの胸は
熱く高鳴る

広い胸の中
抱き寄せられ
わたしはそっと
顔をおしつける

とくん
とくん

わたしとあなたの
生きている音色
軽やかに奏でていく

このままずっと
時が止まってしまえばよいのに
二人を分かつ夜明けなど
来なければよいのに

あなたの胸の音に包まれ
わたしは叶いもしない願いを
何度も何度も胸中で呟いた
posted by 月姫瑠璃愛 at 02:40| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆固執◆

こんなにも
誰かを一途に想うなんて…

もうわたしにはあの方しか見えない
ほかの誰も…

いいえ
ほかの誰も見たくない
興味がない
わたしにはあの方だけ

寝ても覚めても
あの方を思い
気づけば
あの方のことばかり考えている

わたしとあの方を繋ぐものは
この墨の香る文だけ
これだけが確かなる物

舞い散る桜よ
私の想いを乗せて
あの方の元まで
届けておくれ

これほどまでに
一途な想いを…
posted by 月姫瑠璃愛 at 02:25| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

□交換■

あの方からの文は
わたしの宝物

毎夜
それを読んで眺めて
そっと抱きしめる

ほのかに香る墨
心地良くて幸せになる

そしてふと
自分の書いた文を思い返す

おかしなところはなかっただろうかと
いつもいつも
あとからになって不安になる

こんなにも
あの方からの返事が待ち遠しいなんて

ああ
あの方も
わたしと同じ想いであればいいのに
posted by 月姫瑠璃愛 at 02:07| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月16日

"鼓動"

耳の下のぬくもりから
聞こえる規則正しい鼓動

だんだん早くなったり
だんだんゆっくりになったり

でも力強さは変わらない鼓動

首を起こして
あなたの顔を見ると
何だかとろんとした顔してる

幸せ?
そう聞くと
うんと言って
頭をわしゃわしゃ
撫でてくれる

暖かいぬくもりと低く響く鼓動
それはとても安心して
とってもとっても
心を満たしてくれる

あなたといて本当に幸せ
一緒にいてくれて本当にありがとう
そう素直に思える

私も何だか
とろんとしてきちゃった
呼吸を合わせて
ゆっくりおやすみなさい

posted by 華涼紗乃 at 17:36| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"固執"

どうしてもパターン化されてくる
日々様々な事件に遭遇していると

人が人を殺す理由なんか単純なもので
人が人を殺す方法なんか簡単なものだ
容易に想像できてしまう

推理小説に出てくる犯人のように
こねくり回してひねりつくして
捕まらないようにと策を講じる犯罪者は
実は意外に少ないものだ

ほとんどが先のことなんか考えてない
衝動的なものだからだ

だから普通のセオリーで
事件はちゃんと解けてしまうものなのだが

今回の事件はこのままいつも通りに
考えていては間違った方向に進む気がする

まだカンの段階だ

だけど見逃してはならない
絶対に追い詰めなくてはならない

そこだけは
歪ませず、諦めず、
固執し続けなければならないのだ
posted by 華涼紗乃 at 17:35| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"交換"

最初に言っとくが普段は
俺はこんなことをするタイプではない

ギャンブルは昔から好きだがこれは違う
考えもしたことがない
それほど人生捨てられない

だけど多分タイミングとか
心に開いた隙間とかに
ぴったりとあってしまったのだろう

だからその男の甘言にのってしまった

『お互いの憎む相手を消してしまおう』

動機のある方には
100%の鉄壁なアリバイを
手順を単純化してシンプルに

そうすれば捕まらない
人生を無駄にすることもない
そして憎い相手はこの世からいなくなる
なんて天国!

もちろんリスクはあるけれど
極端に少なくなっているはずだ
俺たちの体格は全然違うし疑われない
わかるだろう?

お互いの手順は
何度も何度も確認して
何度も何度も暗唱した
イメージトレーニングも出来ている

凶器を握り締め
ギリギリと革手袋がなった
逃げ出したくなる衝動すら心地良い

あと数瞬で大いなる賭けが始まる
posted by 華涼紗乃 at 17:34| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月11日

【第8週】終了→【第9週】はじまります。

お疲れ様です。

 現時点における第8週目各人のお題消化状況に関するまとめです。

 華涼紗乃:3/3:24/24
 樋川春樹:3/3:24/24
月姫瑠璃愛:3/3:21/24
 葉瀬尋:3/3:24/24

 (名前:今週の消化数/今週のお題数:トータル消化数/トータルお題数)

 以上です。

 続いて第9週のお題を発表します。

・交換
・固執
・鼓動

 以上になります。

 4月18日0時までに【詩ならひ】への投稿をよろしくお願いします!
posted by 華涼紗乃 at 14:02| Comment(0) | 連絡帳。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

"公園"

手のひらにしっくり来る
可愛いサイズの空気銃

弾もガスも一杯詰めてきた
準備万端だ

平日の昼下がり
公園のベンチに座って周りを見渡す

何だかワケアリのカップルや
よちよち歩きの子どもと母親
ランチの帰りに足をとめたOL

みんなとても平和そうだ
みんなとても幸せそうだ
まあ、そりゃあ人間だから
いろいろあるんだろうけど

手のひらの熱を奪っていく空気銃
右手から左手へ
左手から右手へ
もてあそびながら機会を待った

隠す必要なんかない
堂々としていれば
誰も注目なんてしないのだ

撃鉄を起こす
腕をまっすぐ伸ばして
誰もいない中空へ
撃って撃って撃ちまくった

銃声は喧騒に掻き消えた
誰も気づいていない

実験は終了した
これなら本物でも
音さえ消せば
多く仕留められる

本物が届くのが楽しみだ


posted by 華涼紗乃 at 16:19| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"幻覚"

ある枝垂桜の木の幹に寄り添ってみた
周りを見渡すと天然のカーテン

うっとりしていたら
いつの間にか引っ張り込まれたらしい

気づいたら大きな桜の木が一本だけ
立っている場所にいた

枝一杯を白く飾り
風に花びらを翻しながら咲く桜
光に反射しないはずなのに
青空の中でそれはキラキラと輝いていた

やがて花びらは
恋を覚えた少女のように
少しずつ薄紅に色づき始め
ひらりひらりと
男を惑わすように散っていく

次に青々しい緑が顔を出す
大きく葉を伸ばし
夏の陽に照らされながら空を覆う

そして陽光が弱まると
太陽を吸い込んだかのような
暖かく赤い色に葉を染めて
燃えるように落ちていく

葉を落とした桜は物悲しい
しかし良く見ると
硬く、枝と同じ色をした小さな蕾
この中には春への希望が詰まっている

…はずなのに

枝から
幹の皮から
少しずつ崩れ落ちていく桜

逝かないでと手を伸ばしたら
枝垂桜の花に触れた

どっと噴き出す汗
身体の芯が
強引に揺さぶられたような気がした

連綿とめぐる季節
来年の桜もまた見られるという根拠のない確信
だけど桜でさえも朽ち果てる
だったら人なんて儚いもの

たった一瞬先さえも、闇
posted by 華涼紗乃 at 16:15| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"限界"

最初に断っておく
嫌いじゃないんだ

彼女のことも
彼女の振る舞いも
彼女のぬくもりも

全部、全部大好きだ
そこに嘘はない

だけど

たまには一人になりたいときもあるし
彼女以外のことに心が奪われることもある
仕事だって、生活だって大事だ
四六時中、構っているわけには行かない

けど僕の彼女はそこんとこがわからない

何とか話し合って、時に躾して
待て!を覚えさせたけど

もう限界だ

ああ、もう少し一人でいたかったなぁ…

心の中で悲しそうにつぶやく
もう一人の僕を置き去りにして

彼女に言った
『結婚してください。』
posted by 華涼紗乃 at 16:14| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『公園』

 すべりだいも、ぶらんこも、
 古びたベンチも、水のみ場の噴水も、
 外れにあるあの桜の木でさえ、
 もっともっと大きなものだと覚えていたのだけれどな。

 今となってはこの公園自体が、
 狭くて小さい、ちっぽけな場所だ。

 日が暮れるまで遊んだ、
 なんてありがちな思い出はない。
 子どもの頃からずっと家の中にいるのが好きで、
 ひとりで本を読んでいるのが好きな子どもだったから、
 公園に来たことなんて数えるほどしかない。

 それでも、
 記憶の中にある光景と、
 いま見るその場所が違っていることはわかる。

 あの頃見ていた空間の広さ。
 あの頃感じた時間の長さ。
 無限の可能性があると信じ込んでいた、
 信じ込ませてくれていた、あの頃の世界。

 いつしか全てを忘れてしまった。
 何もかも手放してしまった。
 もう二度と引き返せないところ。
 もう二度と取り戻せないこころ。
posted by 樋川春樹 at 00:27| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『幻覚』

 幸福である必要はない、
 現実に幸福である必要はない、
 それはどこまでも主観的なものだから、
 そうある状態に他者にとっての意味はないし、
 であるなら自分にとっても結局意味などないのだ。
 より良い明日を目指してみたり、
 ここよりも良い場所があると思ってみたり、
 誰もが様々な方法で現実から目を逸らす。
 いっときでもうまく騙してくれる幻覚があれば、
 そちらに縋って生きたいと願ったりする。
 いつかやぶれるゆめでも、
 ゆめをみている間はしあわせでいられる。
posted by 樋川春樹 at 00:16| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『限界』

 底に着いた、と思っても、
 下の下はいくらでもあるもので。

 ようやくどん底、
 これでラクになれると、
 重荷を投げ出そうとしても、
 地獄の底は何度でも開いてしまうから。

 耐え切った、と思っても、
 実はそれは限界ですらなく。

 何度切り刻まれても、
 あたらしく傷を刻むスペースはまだたくさんあるから、

 結局いつまでもラクにはなれない。
 結局いつまでも解放されすらしない。
posted by 樋川春樹 at 00:11| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

△公園▽

ぼくはこうえん
だいすき

だって
だって
いーっぱい
あそべるから

すべりだい
ブランコ
シーソー
てつぼう
ボールも
おすなあそびも

なんでもすぐに
できちゃうから

いつだって
うしろからママがついてきて
ふりかえると
にこにこがおしてる

でもときどき
ママったら
かくれんぼしちゃうんだよ
ぼくのみえないところにいって
だけど
ぼくがみつけると
ぎゅーってだきしめて
わらってくれるんだ

ママとこうえん
だーいすき
posted by 月姫瑠璃愛 at 15:44| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

…幻覚…

私はこの季節が好き
息吹を感じるこの春が大好き

陽射しのぬくもり
やわらかな風
ことりの歌声
甘い花の香
舞い散る花びら
きらめく羽

はね?

私は目を凝らす

それは小さな
手のひらくらいの大きさで
背中に透明な羽があった

舞い散る桜と戯れるように
飛び跳ねて遊んでいて
それはとても楽しそうに
笑いながら

次の瞬間
瞳がぶつかった

満面の笑みから驚きに変わる
その美しい瞳がこれでもかというほど
大きく見開かれ
慌てたように
ふいと身を翻し
桜の花びらの中に飛んでいく

そして桃色にとけるように
私の前からその姿は消えた

何度も何度も瞬きをして
私は頬を両手で叩く

いまのは
うん
きっと…
posted by 月姫瑠璃愛 at 21:48| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

―限界―

限界
そんなものは誰が決める?

線引きするのはすべて己

根を上げて
ギブアップして
すぐに楽になろうとする
いつも限界ラインを引いた直後に
後悔をするのだ
もっと頑張れたのではないか…と

そしていつも自分に言い聞かせる
いや
これ以上は無理だったのだと
そう
これは諦めの境地

まだ頑張れるはずなのに
己に甘んじた結果
掴めるはずだったものをすべて逃していく
まるで指の間からこぼれ落ちるように

限界
それは己が決めるもの
今日からはスタートラインにしよう
きっと何か違う世界が見えてくるはずだ
posted by 月姫瑠璃愛 at 08:06| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月07日

公園

こどものころ遊んだという
思い出の場所に
手を引かれてついていく

昔むかしは今みたいな
跨がると弾む妙な目つきの馬のかたちをした乗り物や
べっとりと赤く塗装された手すりのついたベンチなんて
なにひとつなかったらしい

桜の木に囲われた
ただ広いだけの場所で
元気にかけまわっていた姿を想像して
思わず笑みがこぼれる

嬉しそうだねと聞かれて
嬉しいんだもんと答える

唐突にあなたが片隅を指さして
あそこに猫が埋まってる、と言った

大好きだったのに
車に潰されたと言った

悲しかったから
家の近くのここに埋めたと
桜の咲くここに埋めたと

そんなことを教えたのは
私が初めてだと言った

わからない

あなたの言うことが
いちいち

作り話なのか
本当なのか嘘なのか

すべてを信じられたら
不安になる必要もないのに

どこかで疑いながら
笑顔ですべてを受け入れるけど

引かれる手に力をこめた
少しだけ逆らうように

足を止めたあなたが振り向き
私に半歩近づいた

てのひらの他にも
わずかに重なる二人のからだ

このままこころも重なれば
言うことないんだけど

からだを離した二人の間を
真夜中の風がすり抜けて

わずかなぬくもりと一緒に
大切な何かを奪っていく



posted by 葉瀬尋 at 22:22| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。