2011年03月19日

『希望』

「キミが戻って来てくれて、本当に嬉しいんだよ。
 ……ああ、わかってる。
 キミはボク達のこと、覚えてないんだよね。
 いや、何の問題もないよ。
 そもそもそのことは、ボク達の側からも───
 ……まあ、いいや。
 キミが戻って来てくれて嬉しい。
 うん。
 ボク達の希望が叶えられて、とても嬉しいよ。

 キミが何も覚えていないのなら、まず最初にこれだけは言っておかないとね。
 『狩人』の役割。
 もう誰かから聞いた?
 ……そう。
 うん、そうだね。

 『狩人』───すなわち、狩る者。
 ボク達は善悪も是非も判断しない。
 狩れと言われたものを言われた通りに狩る、それが『狩人』。
 ボク達の『初期設定』では狩る対象は『木偶』ってことになってるけど、
 もしもキミが望むなら、そのときは何だって……

 ……うん、知ってる。
 キミがそんなことを命じられる人間じゃないってことを。
 知ってるよ、ボク達は。

 また一緒にいられて嬉しい。
 今度はずっと一緒だよ。
 キミは昔交わした約束通りに戻って来てくれた。
 覚えてなくても、いいんだ。

 ボク達が、忘れないから」
posted by 樋川春樹 at 22:20| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『絆』

 灰色の空は笑えてくるほどに遠く

 どんなに願っても絶対に触れられない

 頭上を覆う雲は重たく湿っていて

 もうじき最初の涙を地上に落とす

 喉が破れるかと思えるぐらいに喚き続けた、叫び続けた
 まるでその大声で絶望だの恐怖だのを追い払えると、本気で信じているみたいに
 路上にへたり込んだ脚は萎えて、もう二度と立ち上がれないような気がする
 裂けそうなぐらい見開いた瞳は涙を流さず───
 ただ罰のように───途方も無く厳しい罰のように、
 眼前の現実から目を逸らすことを許してくれなかった───

 間に合わなかった、届かなかった
 どうしようもなく役立たずの腕は、遅すぎたし短すぎた



 それをうしなえば世界が永遠に変質するとわかっているものをとりこぼした



 何があってもなくしてはならないものを永久になくしてしまったんだ


posted by 樋川春樹 at 21:49| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

†教会†

祈らずにはいられない
たくさんの命

祈らずにはいられない
大好きな人たちと再び会うことを

祈らずにはいられない
身体も心もあたたかくなることを

祈らずにはいられない
安穏とした日々を

祈らずにはいられない
祈らずには…

神よ
もう十分ではないでしょうか
どうかどうか
たくさんの人にその御手を…





posted by 月姫瑠璃愛 at 01:52| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆希望☆

どんな時でも忘れないで
命あれば
生きていれば
きっと素敵なことがある

言葉で言うのは簡単だけれども
それでも諦めないでと言いたい

絶望することすら叶わくなった
たくさんの命

私たちはその分以上に
懸命に生きなくてはいけない
生きている限り
おなかは空くし
眠くもなる
季節は移ろい
明日はやってくるのだ
それが現実なのだから

今は難しいかもしれない
だけどいつか空を仰いで
たくさんの希望を背負って
歩いて行って欲しい

私たちにはその義務が
きっとあるのだ





posted by 月姫瑠璃愛 at 01:43| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

§絆§

目に見えないもの
だけどそれは確かにそこかしこにある

普段は感じられないけれど
確かにみんなの心にあり
人と人を繋げている

大好きな人
家族
友達
知人
ご近所
行き交う人
見知らぬ人

こんなにも強く
まるで輝いているかのように
人と人との間に見える透明なもの

いつまでも未来永劫
人の心に息づき
子孫にも繋がっていけばいいと
心の底から思った

見えなくて
掴めなくて
だけどそれはすぐそばにある

posted by 月姫瑠璃愛 at 01:33| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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