2011年03月06日

∇機械∇

ふと周囲を見回せば
人間はそれに囲まれている

あらゆるところに常にあり
それがなくては生きては行けない
それほどに依存してしまっているのだ

考えれば昔の人はすごいと思う

すべて自然にあるものを活用し
生活してきたのだから

しかし
これらを発明したのもまた人間

不便だと思ったからこそ
知恵をしぼり
ひらめきから生まれたものが
こうして確かな実体化となり
現在の人間の世界には欠かせないものばかり
溢れてしまったのだ

果たしてはそれは
よかったのか
悪かったのか

それは誰にもわからない

ただこれらがなければ
もはや生活は困難となることは確かだ

posted by 月姫瑠璃愛 at 18:49| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

¶キーワード¶

今日もたくさんの言葉から
あらゆる知識を巡らせる

患者から話される
症状
訴え
そして診察結果

どれもこれも見逃してはいけない

もしかすると
重病が隠れている可能性だってある

すべての言葉が貴重なものであり
それらをすべて繋ぎ合わせると
おのずと答えにたどり着く

まるでパズルがはまるかのような感覚だ

カチリ

おそらくこれだ

私は患者に伝える
この検査をしてみましょうと
posted by 月姫瑠璃愛 at 18:41| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

機械

あなたは機械に少し弱い

一般的には男のひとのほうが
そういうのに強いって言うけどね
あくまで割合の話であって
誰にでも当てはまる法則じゃないもんね
でもあなた負けず嫌いだから
そんな話をしたらムキになって勉強するよね

拗ねて画面に向かう背中を見ていたら
ふと笑いがこみ上げる

だってあなたったら
キーボードを『叩く』というより
まるで『つつく』なんだもの

いけない、ここで笑ったら
さらにヘソ曲げちゃうよね

咳払いしてごまかして
ソファから立ち上がる

あなたの努力する姿
微笑ましいけど、ちょっとカッコいいよ

キュンとしたから
コーヒーでも淹れてあげよう

熱々のコーヒーを持って
後ろからそっと近づいて

あなたにチュッてしたら

あ、フリーズしちゃった

ごめんごめん

わざとだからね

posted by 葉瀬尋 at 14:04| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キーワード

いくつもの言葉が流れ落ちては
ふわふわと落ち着かずにあたりに散らばってゆく

そうして漂う言葉たちは
注意して拾い集めなければただの音でしかない

いつからそんな風になってしまったの?

あんなにもすべてを大事に抱えていたのに
あんなにもすべてを忘れたくなかったのに

言葉のひとつひとつ
言葉のすべてが
意味のないものに変わっていく

あんなにも求めていた
たったひとつの言葉ですら

もう心に届かない
もう心は躍らない

隣で眠るかつての愛しい人は
まだ何も気づかない

きっともうすぐさようなら

あなたの声が好きだったわ
選ぶ言葉が好きだったわ
今でさえ心地良いBGMくらいには感じるわ

それでもあなたごめんなさい
今は最後の言葉を探しているの

きっともうすぐさようなら
posted by 葉瀬尋 at 13:41| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

完成

『完成』したら、そこで終しまい?
『完成』したら、もう変わらない?

でも、ねえ?

何年経っても変わらないものがあると言える?

何十年なら?何百年なら?
何千、何万、何億年なら…?

変わらないなんて言える?

定義する根幹がブレると
ほら、自信がなくなってこない?

『完成』なんて、限定された条件によって初めて成り立つ幸せな思想

変わらないまま固定されるものなんてないから
どれくらいのスパンで変わっていくかもわからないから

それは近い未来かもしれないし
生きてるうちには変わらないかもしれないし

そんなことを言い訳にして

いつまでも望みを捨てられなくて
いつまでもしがみついてしまって

ほんとうに完成された関係なら
こんなに揺れることもないのに

(私とは)
終わってほしくないのに
(他の誰かとは)
終わりを望んでるなんて

こんな気持ちには早く
区切りをつけてしまいたいのに


posted by 葉瀬尋 at 13:23| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"機械"

今日も機嫌よく輪廻の機構は動き始める
こんなのを神と崇めてるなんて滑稽だ

機械らしい音と機械らしい振動
機械らしい熱と機械らしい感触

工場にあるような無骨で
メタリックなそれは
魂を吸い上げて魂を吐き出す

人間の願いなど関係無しに

私は人で耳はふさげはしないから
魂の言葉を聞いて心を揺らす

戻りたい魂には手を貸す
それが正しいなんてわからないままに

機械には迷いがなく
与えられた命令が唯一
自分自身で思考するための
基準も価値観も何もない
それはきっぱりと潔い

だからこそ神なのだろうか

救うのではなく
ただただ
平等であること

それが神が行うことなのだろうか
posted by 華涼紗乃 at 11:26| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"キーワード"

『TYPE:Aの"未来"』

高い空を見上げると
きらめく太陽が笑ってる気がした
白いひこうき雲がゆっくり伸びていく

どこまでも高く
どこまでも前へ
スピード上げて駆けていこう

切ない思い出
傷つけられた心
それも今があるための大切なこと
ひっくるめて全部が自分自身

未来はまだ輝きすぎて見えてこないけど
その光を怖がらないで
一歩踏み出しジャンプ!
そこには無限の可能性が広がってる


『TYPE:Bの"未来"』

闇の中にいると安心する
月は今日も冷たくただ見下ろしてくるだけだ
星さえ黒い雲に隠れている

いつまでも静かに
いつまでもここで
目の前を見つめていよう

楽しいとか嬉しいとか
感じたことがないわけではない
だがそれはここにいる意味にはなりえない
自分自身だというにはあまりにも儚い

未来なんて底無しの闇の中だ
落ちていくことを怖がらない奴なんていない
だから見つめ続けるずっと
そこにはもう何の希望もないのだから







言葉は魔術
簡単に人の心にしみこんで
正にも負にも変換可能
誰にでも使えるから慎重に
キーワードは間違わないで
posted by 華涼紗乃 at 11:26| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"完成"

最後の電話を終えた
これで私の計画は完成

後は待てば
勝手に石は転がってくれる

「後悔はしないのかい?」
最後の電話の相手に言われた言葉

後悔はするかもしれない
ただ、何度考え直しても
それ以外の選択肢を私が選ぶことはない
その確信だけは揺るがなかったから

あなたを守ります
私がどんな目にあっても
血みどろの手は
私にそっくりあずけて
あなたは綺麗なままで笑っていて

私のことを忘れても別に構わないけど
これから私を評する人と同じように
私を批難するのだけはやめてね

それだけはあまりにも悲しすぎるから

真っ暗な部屋の中
窓から差し込む青白い光
静かなのは今だけだから
ゆっくり楽しもう

すべてに気がついて
私の元に追っ手が来るまで
一体何日かかるのだろう

それくらいは楽しみにしても良いかもしれない
posted by 華涼紗乃 at 11:25| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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