2011年03月20日

"教会"

神は本当にいるのでしょうか
いないわけがない、と私は思います

多くの人が信じて
多くの人が救われている
その神が本当はいなかったなんて有り得ない

だから祈ります
組んだ両手が白くなり
震えだしてもまだ
力をこめて祈ります

どうかお導きください
絶望に足を取られないよう
甘言に惑わされぬよう
圧倒的な光で
道を照らしてください

立ち上がり
顔を上げ
神を強く睨みつける

数多くの祈りや想いは
いないはずのものまでたやすく作り出す
そうやって出来たあなた
力を得たのだから
存在するだけでは許さない

あなたを生み出した
すべての人の祈りを
今こそ、すぐに聞き届けるべきだ

posted by 華涼紗乃 at 13:46| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"希望"

涙があふれてとまらない

悔しいのか悲しいのか
よくわからないけれど

ただただ、涙があふれて止まらない

だけど言葉をつむぐのが
今の私に出来ること

想像を絶する暗闇と
経験したことのない絶望

そんな中では
全部、綺麗ごとかもしれない
全部、上っ面だけかもしれない
使い古された言葉しか思いつかず
気のきいたことなんて何一つ言えない

だけど、精一杯伝える
キーボードを壊す勢いで気持ちをこめる
言葉は、言霊は
人に力を与えると信じてるから

人間は強いよ!
人間は負けないよ!
どんなときでも頑張ってこれたんだ
どんなときでも乗越えてこれたんだ

絶対に大丈夫、絶対に大丈夫だ
絶対に、絶対に何とかなるんだ!!

小さな小さな一歩でもそれは確実に未来へ続く

目の前の状況に愕然としても
後ろを振り向けばたくさんのエールがある

頑張らなくてもいい
頑張るのは私たちだから

ただ、ただ
耐えて、生き抜いて欲しい

その祈りに、その声に
少しだけ耳を貸して
ひょっとすれば
何とかなるかもしれないなって思えるかもしれない

その小さな希望の光が少しでも多く灯ること
それを信じて、言葉をつむぎ続ける

posted by 華涼紗乃 at 13:40| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"絆"

世界に一瞬にして
「絆」が張り巡らされた

助けたい
救いたい

出来ることは何でも
どんなことでもしたい

自分の同類である
人を助けるために
人を救うために

濃く、強く、光り輝く
それは大きな力を持っていた
自分自身を傷つけるほどに

そしてその力は徐々に使われつつある

だけど時は過ぎていく

自分の中の行き場のない力は
そのままでは自分をすり減らしていく
折り合いをつけて
上手に生きなくてはならなくなる

力は徐々に失われる

その強大なエネルギーを気持ちを
ほんの少しでも多く上手く使えるように

考えるときが来たのだろう

「絆」の力が絶大だと
今ここで思い知らされたこのときに
posted by 華涼紗乃 at 13:38| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月19日

『希望』

「キミが戻って来てくれて、本当に嬉しいんだよ。
 ……ああ、わかってる。
 キミはボク達のこと、覚えてないんだよね。
 いや、何の問題もないよ。
 そもそもそのことは、ボク達の側からも───
 ……まあ、いいや。
 キミが戻って来てくれて嬉しい。
 うん。
 ボク達の希望が叶えられて、とても嬉しいよ。

 キミが何も覚えていないのなら、まず最初にこれだけは言っておかないとね。
 『狩人』の役割。
 もう誰かから聞いた?
 ……そう。
 うん、そうだね。

 『狩人』───すなわち、狩る者。
 ボク達は善悪も是非も判断しない。
 狩れと言われたものを言われた通りに狩る、それが『狩人』。
 ボク達の『初期設定』では狩る対象は『木偶』ってことになってるけど、
 もしもキミが望むなら、そのときは何だって……

 ……うん、知ってる。
 キミがそんなことを命じられる人間じゃないってことを。
 知ってるよ、ボク達は。

 また一緒にいられて嬉しい。
 今度はずっと一緒だよ。
 キミは昔交わした約束通りに戻って来てくれた。
 覚えてなくても、いいんだ。

 ボク達が、忘れないから」
posted by 樋川春樹 at 22:20| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『絆』

 灰色の空は笑えてくるほどに遠く

 どんなに願っても絶対に触れられない

 頭上を覆う雲は重たく湿っていて

 もうじき最初の涙を地上に落とす

 喉が破れるかと思えるぐらいに喚き続けた、叫び続けた
 まるでその大声で絶望だの恐怖だのを追い払えると、本気で信じているみたいに
 路上にへたり込んだ脚は萎えて、もう二度と立ち上がれないような気がする
 裂けそうなぐらい見開いた瞳は涙を流さず───
 ただ罰のように───途方も無く厳しい罰のように、
 眼前の現実から目を逸らすことを許してくれなかった───

 間に合わなかった、届かなかった
 どうしようもなく役立たずの腕は、遅すぎたし短すぎた



 それをうしなえば世界が永遠に変質するとわかっているものをとりこぼした



 何があってもなくしてはならないものを永久になくしてしまったんだ


posted by 樋川春樹 at 21:49| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

†教会†

祈らずにはいられない
たくさんの命

祈らずにはいられない
大好きな人たちと再び会うことを

祈らずにはいられない
身体も心もあたたかくなることを

祈らずにはいられない
安穏とした日々を

祈らずにはいられない
祈らずには…

神よ
もう十分ではないでしょうか
どうかどうか
たくさんの人にその御手を…





posted by 月姫瑠璃愛 at 01:52| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆希望☆

どんな時でも忘れないで
命あれば
生きていれば
きっと素敵なことがある

言葉で言うのは簡単だけれども
それでも諦めないでと言いたい

絶望することすら叶わくなった
たくさんの命

私たちはその分以上に
懸命に生きなくてはいけない
生きている限り
おなかは空くし
眠くもなる
季節は移ろい
明日はやってくるのだ
それが現実なのだから

今は難しいかもしれない
だけどいつか空を仰いで
たくさんの希望を背負って
歩いて行って欲しい

私たちにはその義務が
きっとあるのだ





posted by 月姫瑠璃愛 at 01:43| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

§絆§

目に見えないもの
だけどそれは確かにそこかしこにある

普段は感じられないけれど
確かにみんなの心にあり
人と人を繋げている

大好きな人
家族
友達
知人
ご近所
行き交う人
見知らぬ人

こんなにも強く
まるで輝いているかのように
人と人との間に見える透明なもの

いつまでも未来永劫
人の心に息づき
子孫にも繋がっていけばいいと
心の底から思った

見えなくて
掴めなくて
だけどそれはすぐそばにある

posted by 月姫瑠璃愛 at 01:33| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月16日

一方的にでも相手を想うことを
絆と呼んでいいのなら
この世界には隙間なく絆の網が張られているだろう

かいくぐらなくてもいい
からめとられればいい
逃げないでその身で受け止めて

それは時には重苦しいものかもしれなくても
それがいつかは誰かを救う網になるのなら
それは生きるうえでは必要なことなのだと思う

私が名も知らぬ誰かを想う一瞬にも
私のことを知らぬ誰かが私のことを想う

きっと世界はそうして出来ている

張り巡らされた絆の糸が織り成すこの世界には
優しさだけがあるわけではなく
悲しみや憎しみや暴力もあるけれど
それも世界には必要なことなのだ、おそらくは

世界にはすべてがあって
目に見えるもの、感じられるものはほんの一握り

すべてを見ることはかなわず
すべてを識ることもかなわず

それでもそれが世界なのだから
私のいる場所なのだから

私は私が終わるまで
絆を紡ぎ続けるだろう
誰かを想い続けるだろう

愛しい人を、
近しい人を、
まだ見ぬ人を、
生涯出逢うことのない人を、
いまはもういない誰かのことをすら。

そうして今日も誰かを想う

おやすみなさい、またあした

そうして明日も誰かを想う

私が私を終わるまで


posted by 葉瀬尋 at 01:25| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月13日

第5週の締切延長について

 お疲れ様です。
 
 第5週の投稿締切日は3月14日0時となっておりましたが、諸事情により、1週間、締切を延ばすことになりました。

 したがって、第5週の締切は3月21日0時となります。
 第5週のお題は提示しましたとおり、下記3題になります。

・絆
・希望
・教会

 どうぞよろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、3月11日の東北地方太平洋沖地震で、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
 被害に遭われた方々の一刻も早く、一人でも多くの救出と、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
posted by 華涼紗乃 at 17:53| Comment(0) | 連絡帳。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月07日

【第4週】終了→【第5週】はじまります。


 お疲れ様です。

 現時点における第4週目各人のお題消化状況に関するまとめです。

 華涼紗乃:3/3:12/12
 樋川春樹:3/3:12/12
月姫瑠璃愛:3/3:12/12
 葉瀬尋:3/3:12/12

 (名前:今週の消化数/今週のお題数:トータル消化数/トータルお題数)

 以上です。

 続いて第5週のお題を発表します。

・絆
・希望
・教会

 以上になります。

 3月14日0時までに【詩ならひ】への投稿をよろしくお願いします!
posted by 華涼紗乃 at 14:44| Comment(0) | 連絡帳。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月06日

∇機械∇

ふと周囲を見回せば
人間はそれに囲まれている

あらゆるところに常にあり
それがなくては生きては行けない
それほどに依存してしまっているのだ

考えれば昔の人はすごいと思う

すべて自然にあるものを活用し
生活してきたのだから

しかし
これらを発明したのもまた人間

不便だと思ったからこそ
知恵をしぼり
ひらめきから生まれたものが
こうして確かな実体化となり
現在の人間の世界には欠かせないものばかり
溢れてしまったのだ

果たしてはそれは
よかったのか
悪かったのか

それは誰にもわからない

ただこれらがなければ
もはや生活は困難となることは確かだ

posted by 月姫瑠璃愛 at 18:49| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

¶キーワード¶

今日もたくさんの言葉から
あらゆる知識を巡らせる

患者から話される
症状
訴え
そして診察結果

どれもこれも見逃してはいけない

もしかすると
重病が隠れている可能性だってある

すべての言葉が貴重なものであり
それらをすべて繋ぎ合わせると
おのずと答えにたどり着く

まるでパズルがはまるかのような感覚だ

カチリ

おそらくこれだ

私は患者に伝える
この検査をしてみましょうと
posted by 月姫瑠璃愛 at 18:41| Comment(0) | るり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

機械

あなたは機械に少し弱い

一般的には男のひとのほうが
そういうのに強いって言うけどね
あくまで割合の話であって
誰にでも当てはまる法則じゃないもんね
でもあなた負けず嫌いだから
そんな話をしたらムキになって勉強するよね

拗ねて画面に向かう背中を見ていたら
ふと笑いがこみ上げる

だってあなたったら
キーボードを『叩く』というより
まるで『つつく』なんだもの

いけない、ここで笑ったら
さらにヘソ曲げちゃうよね

咳払いしてごまかして
ソファから立ち上がる

あなたの努力する姿
微笑ましいけど、ちょっとカッコいいよ

キュンとしたから
コーヒーでも淹れてあげよう

熱々のコーヒーを持って
後ろからそっと近づいて

あなたにチュッてしたら

あ、フリーズしちゃった

ごめんごめん

わざとだからね

posted by 葉瀬尋 at 14:04| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キーワード

いくつもの言葉が流れ落ちては
ふわふわと落ち着かずにあたりに散らばってゆく

そうして漂う言葉たちは
注意して拾い集めなければただの音でしかない

いつからそんな風になってしまったの?

あんなにもすべてを大事に抱えていたのに
あんなにもすべてを忘れたくなかったのに

言葉のひとつひとつ
言葉のすべてが
意味のないものに変わっていく

あんなにも求めていた
たったひとつの言葉ですら

もう心に届かない
もう心は躍らない

隣で眠るかつての愛しい人は
まだ何も気づかない

きっともうすぐさようなら

あなたの声が好きだったわ
選ぶ言葉が好きだったわ
今でさえ心地良いBGMくらいには感じるわ

それでもあなたごめんなさい
今は最後の言葉を探しているの

きっともうすぐさようなら
posted by 葉瀬尋 at 13:41| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

完成

『完成』したら、そこで終しまい?
『完成』したら、もう変わらない?

でも、ねえ?

何年経っても変わらないものがあると言える?

何十年なら?何百年なら?
何千、何万、何億年なら…?

変わらないなんて言える?

定義する根幹がブレると
ほら、自信がなくなってこない?

『完成』なんて、限定された条件によって初めて成り立つ幸せな思想

変わらないまま固定されるものなんてないから
どれくらいのスパンで変わっていくかもわからないから

それは近い未来かもしれないし
生きてるうちには変わらないかもしれないし

そんなことを言い訳にして

いつまでも望みを捨てられなくて
いつまでもしがみついてしまって

ほんとうに完成された関係なら
こんなに揺れることもないのに

(私とは)
終わってほしくないのに
(他の誰かとは)
終わりを望んでるなんて

こんな気持ちには早く
区切りをつけてしまいたいのに


posted by 葉瀬尋 at 13:23| Comment(0) | ひろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"機械"

今日も機嫌よく輪廻の機構は動き始める
こんなのを神と崇めてるなんて滑稽だ

機械らしい音と機械らしい振動
機械らしい熱と機械らしい感触

工場にあるような無骨で
メタリックなそれは
魂を吸い上げて魂を吐き出す

人間の願いなど関係無しに

私は人で耳はふさげはしないから
魂の言葉を聞いて心を揺らす

戻りたい魂には手を貸す
それが正しいなんてわからないままに

機械には迷いがなく
与えられた命令が唯一
自分自身で思考するための
基準も価値観も何もない
それはきっぱりと潔い

だからこそ神なのだろうか

救うのではなく
ただただ
平等であること

それが神が行うことなのだろうか
posted by 華涼紗乃 at 11:26| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"キーワード"

『TYPE:Aの"未来"』

高い空を見上げると
きらめく太陽が笑ってる気がした
白いひこうき雲がゆっくり伸びていく

どこまでも高く
どこまでも前へ
スピード上げて駆けていこう

切ない思い出
傷つけられた心
それも今があるための大切なこと
ひっくるめて全部が自分自身

未来はまだ輝きすぎて見えてこないけど
その光を怖がらないで
一歩踏み出しジャンプ!
そこには無限の可能性が広がってる


『TYPE:Bの"未来"』

闇の中にいると安心する
月は今日も冷たくただ見下ろしてくるだけだ
星さえ黒い雲に隠れている

いつまでも静かに
いつまでもここで
目の前を見つめていよう

楽しいとか嬉しいとか
感じたことがないわけではない
だがそれはここにいる意味にはなりえない
自分自身だというにはあまりにも儚い

未来なんて底無しの闇の中だ
落ちていくことを怖がらない奴なんていない
だから見つめ続けるずっと
そこにはもう何の希望もないのだから







言葉は魔術
簡単に人の心にしみこんで
正にも負にも変換可能
誰にでも使えるから慎重に
キーワードは間違わないで
posted by 華涼紗乃 at 11:26| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"完成"

最後の電話を終えた
これで私の計画は完成

後は待てば
勝手に石は転がってくれる

「後悔はしないのかい?」
最後の電話の相手に言われた言葉

後悔はするかもしれない
ただ、何度考え直しても
それ以外の選択肢を私が選ぶことはない
その確信だけは揺るがなかったから

あなたを守ります
私がどんな目にあっても
血みどろの手は
私にそっくりあずけて
あなたは綺麗なままで笑っていて

私のことを忘れても別に構わないけど
これから私を評する人と同じように
私を批難するのだけはやめてね

それだけはあまりにも悲しすぎるから

真っ暗な部屋の中
窓から差し込む青白い光
静かなのは今だけだから
ゆっくり楽しもう

すべてに気がついて
私の元に追っ手が来るまで
一体何日かかるのだろう

それくらいは楽しみにしても良いかもしれない
posted by 華涼紗乃 at 11:25| Comment(0) | はな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

『機械』

 『狩人』はまやかしのいのちで動く。

 人間は元よりヒトならざるものと比較してなお優れた能力を示すその性質から、しばしば高度に完成された機械人形ではないかとの誤解を受けるが、『狩人』の身体は機械とはまた異なる。
 かと言って、いのちあるものを使ってつくられたものでもない。

 『狩人』を構成しているのは。

 かつてどこかの世界に確かにあったのに、今では何もかもから忘れ去られた時間の破片。
 胸が焦げつくほどに激しく狂おしく悔やんで憎んでもなお果たせなかった、誰かの無念の残滓。
 決して手に入らぬもの、二度と取り戻せぬものに向かって懸命に伸ばされた指先を、無情に拒む空隙。
 誰からも愛されずついに顧みられることさえないままに潰えていった、諸々の存在の悲哀。

 並べ立てればきりがない、そのようなかたちを持たぬものを組み合わせ、かりそめの姿を授けて、にせものの時間を与えた。
 それが『狩人』。
posted by 樋川春樹 at 21:11| Comment(0) | はる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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